そして、大きな学びもありました。
種類によっては種から苗を育てて苗を畑に植える方が確実だという動画を見て、苗を育ててみました。
初めの頃は畑の土が本当に固くて、せっかく育てた苗を植えるのがかわいそうな気がして一部を庭でプランターで育てることにしました。案の定、プランターは快適そうでぐんぐん大きくなりました。
けれど、ある時に逆転したのです。
ショックでした。ホームセンターで買ったいい土で、大きめのプランターに一株植え。何がいけなかったのでしょう?
一方畑に植えた苗は、厳しい環境で初めは育ちが悪いように見えましたが、じっくりとしっかりと根を張って、結果的には大きく成長していくつもの実を付けてくれました。
新先生に報告すると、「人も同じやない?」と言われました。
プランターのピーマンは私と同じでした。しんどいから一休みするのはいいと思います。でも私はしんどい時期が終わった後も一人でうちの中でしたいことだけしていました。しかも閉じこもっている自覚があるのでそれでいいと思っていたのです・・
でも庭のプランターで大きくなりきれず、実も数個しかつかなかったピーマンを見た時に、とても残念に思いました。プランターのピーマンと畑のピーマンと、ピーマンの生命を全うできたのは果たしてどちらだろうかと。
そして新先生の言葉を聞いた時に、自分と重なって見えたのでした。だからといってすぐに変われた訳ではありませんが、新先生が日頃よく言われる「自然の中でたくさん教えてくれてるけど、なかなか気づかんとね~」というのは本当なんだと思いました。
今となっては貴重な学びでした。