グランハート

ご覧いただき、ありがとうございます。日常の中で精神世界を探求しています。誰もが切り離せない心の世界です‼️

170. 力強いスコップが見つかりました!①

今から二年前、貸し農園のチラシが入ってきました。
ちょうどその頃、「これから食糧難になるからちょっとした野菜くらいは自分達で育てた方がいい」というお話を聞くことがありました。この手のお話は将来的な水不足と共に、もうだいぶん前から耳にしていました。忙しくてしばらく忘れていましたが、久しぶりにまた聞くようになって、どうしたものかと思っていたところに舞い込んできたチラシです。天からのお知らせでしょうか?

でも一人で畑仕事というのは荷が重くて・・・

実はその十年位前に、有機農業の教室に行ってみようと夫を誘った時には、断られました。都会っ子の夫は土いじりが苦手なのかも。でも食料危機の話もあったので、もう一度誘ってみました。あら不思議。今回はやってみたいと言いました。やった!憧れの有機家庭菜園です!

幅60cm、長さ7mの畝が三本で一区画です。けっこう広いです。それが一年間3800円で、+500円で牛糞堆肥使い放題。そんなに安いものなのか・・・
取り敢えず行ってみると、そこは私達の散歩コースの一つで、とても開けた気持ちのいい場所でした。周りが田んぼや畑ばかりなので、安くても借り手が埋まらないとのことでした。なるほど。それで、少し離れたうちの町内にもチラシが届いたというわけです。

私達からすると、天からのサプライズプレゼント!申し込みに現地に行った私が小躍りしてあまりに喜ぶので、貸し主さんはキョトンとしていらっしゃいました。「古い人達からは、水が溜まるって怒られる」そうで・・・

そこは耕作放棄地で、元は田んぼでした。全くの初心者で、借りられただけで本当にありがたいのですが、粘土質の土の固いこと固いこと・・・雨が降って乾くと本当にカッチカチ!
いや、粘土って本当にすごいですよね。それを利用して土器や煉瓦を作り始めた人々って本当にすごいです!そして水田も。

何をするにもいろんな気づきがあって、新鮮な驚きで。畑仕事という新しい世界に私達は夢中になりました。
固い、とにかく固い。それでも何とか耕して、使い放題の牛糞堆肥やもみ殻をたくさん混ぜ込んで地質改善を試みたりしました。2年目には二区画追加して、作物の種類も増やしました。去年から菌ちゃん先生の講演に参加して、準備して、とうとうこの春から一部が菌ちゃん農法での作付けとなります!


f:id:cosmos-hana:20230406073458j:image