グランハート

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187 福子さんのお家に行ってきました!②

しかもそのお宅、後からわかったことらしいのですが、ご近所の方が家族のために欲しいと思っていたそうなのです。でもそのお宅がまさか売りに出されるとは知らず、ご家族のお家を新築されて、それが出来上がる頃に福子さんたちが入居されたのだとか。

それをお聞きして、本当にご縁とは不思議なものだなあと思いました。
そのお宅を前から欲しいと思っていた方ではなく、別の家を見に来た福子さんが手にされたのですから。
そのお宅は木造の古民家ですが、当時の木材を贅沢に使われてとても素敵なお宅でした。当時はとても高価だったそうで、それを何十年もの間に改築やお手入れをされ、整えられたうえで、価値に比べると驚くほどとても安価で福子さんへと渡されることになったのです。
 
ご縁とは本当に不思議なものですね。それまでの方々とは全くつながりがないのに、まるで福子さん達のために用意されているかのようだと思いました。いえ、その時々で当時の方々はご自分たちのお家として過ごされたと思います。でも、まず誰かが建て、誰かが改築し、住んでいた方々が手をかけてきたからこそ、わずかなリフォームで住める素敵なお家として存在していたわけですから。

私達も同じですよね。初めに誰かが開拓し、復興し、営み続け、多くの方々の手を経てこうなった現在の日本に住んでいることを考えると、当たり前ではなく、ありがたいことなのだなあと思うのです。


もともとそのご近所にはいい人ばかりが住んでいらっしゃるそうですが、福子さんのお仲間に、ゆくゆくは近くに引っ越して来たいという方もいらっしゃるそうで。
素敵ですよね、いい人だけが住む村。
そっか、いい人だけのマンションやいい人だけの施設、いい人だけの町内、地域、国、世の中・・・!
幸せな人々に囲まれて暮らすことが真の幸せなのだから!
 

去年の12月にお家を買うというのをお聞きした時には、単純に「夢って叶うんだ!」「きっとおしゃれに住まれるんだろうな!」と思っていました。でも、新年にビーズ細工を作っていると『古木に新芽の出る』という言葉がきて、ようやくその意味がわかりました。

古木というのは、使い古された物や今となっては歪な社会構造とすれば、全てを取り壊して更地にするのは現実的にはかなり難しいでしょう。
どうしても一回壊して一から作り替えなければならないものはあるとしても、人が住んでいる以上、一気に全てを更地にして作り直すのはとても難しい。ならば使えるものは社会システムでもそれこそ家でも何でも、古い土台の上に新しい感覚で現代に合わせて手を加えて刷新すれば、また新たな命が宿り、一つの中で新陳代謝を繰り返しながら常に新鮮な状態で存在することができるのです!

その一つの現れが福子さんのお家なんだと思いました。今までも「古民家再生」といったことをよく聞きますが、ピンときませんでした。
でも今後選択肢の一つとしてさらに大きな流れになっていくのを感じました。『古木に新芽の出る』というのは、ものすごいことなんだと!
遠出の苦手な私ですが、ぜひ福子さんの新たなお家に行ってみたいと思いました!

 
 
当日、駅まで行った私を車で迎えに来てくださったのですが、大きな道路から福子さんのお宅に入っていく小さな一本道は「(通称)ゴールデンロード」。両脇が田んぼで本当に素敵でした。

車を降りてから玄関からのアプローチもまた素敵です!
この日は、日頃お電話でお話ししているお仲間の方々が集まってくださいました。初めてお会いする皆様と、福子さんのお宅拝見ツアーをしました。
福子さんは本当にオープンで、家中どこでも見せてくれます。
元々オープンで裏表のない方だとは思っていましたが、こんなにオープンに歓迎してくださるとは、本当にびっくりしました!

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この砂利がまたアクセントになって、素敵です。
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 お玄関もお花や緑がいっぱいで、歓迎されているようで、ウキウキしますね!