188 福子さんのお家に行ってきました!③
福子さんはお花が大好きで、ここかしこにお花が植わっています。3年かけてここをイングリッシュガーデンにされるそうです。
そしてお庭には小さな龍さんが走ったり、妖精さんが現れたりするそうです!以前の福子さんのお店もカメラに色々な光が映る、カメラ越しに妖精さんが見えるといったことがあったそうですが、ここでは肉眼でも見えるということなのです。
「お庭を整えて聖地にするのよ」と、おっしゃっていた通りですね。
一日目の夜はもう一組の友人御夫婦と一緒に外のテーブルで夕食をごちそうになりました。
皆さんがお帰りになって、福三先生が後片付けをしてくださって先にお休みになり、最後に福子さんと二人で少しお話をして、寝ました。
翌朝、6時半に目覚ましをセットしておりましたが、それよりもずっと早く、どうやら6時前から朝食の準備や畑仕事などでお二人は起きて活動していらっしゃいました・・・脱帽です・・・
とてもご多忙なお二人は、時間をとても大切にしていらっしゃいました。
身支度をしてリビングに行くと、窓を開け放したお部屋には水田を通った清々しい風が吹いてきました。
朝食のお手伝いしようとしたら、「はなさーん、お庭でゆっくりしておいで~。写真撮っていいよ~。」と、言ってくださって、「そうだ、取材に来たんだった・・」と我に返ったのでした・・
朝日が差して素敵ですね。和室に洋風の家具や雑貨を上手に組み合わせていらっしゃいます。
さすがは元雑貨屋さん、というよりは元々こうしたインテリアがお好きで雑貨屋さんをされていらしたんだなあ、と思いました。
前日に皆さんとお話ししていると、天使の羽や金粉がチラホラと現れました。
福子さんは日頃から「リビングがパワースポットよ。」「衣食住を整えて、ライフスタイルが大切よ。」などなど、生き方についてたくさん教えてくださいます。有言実行、裏表なし!いいことは全て、ご自身でも実践していらっしゃいます。
それが今回福子さんのおうちに余すことなく現れていて、このおうちが福子さん、福三先生お二人の生き様なんだと実感しました。
恥ずかしながら私は幼い頃から片づけが苦手で、インテリアという概念もあまりなく、実家は母の趣味で飾ってありましたが、我が家はなんだか雑然としています。
片付けをしたい、断捨離をしなくちゃ、と焦るばかりではかどらない。
それでもちょっとコツがわかって1か所だけ本当に片付いて、そこだけは大丈夫なのですが、まだまだ家全体は雑然としています。
それでも「だって苦手なんだもん。」と開き直る有り様で。
だから福子さんのお家を見て勉強させていただこう!と思って参りましたが、種もしかけもございませんでした!
テクニックでも、技術でもない。それはただ、どこもかしこも「福子さん、福三先生らしい」ということだったのです!
目からうろこ!びっくり仰天!
おうちのあちこちを写真を撮っていると、どこもかしこも「福子さん!」
そう、どこもかしこも福子さんなのです!
そして、飾りも季節で変えて、家具の位置もどんどん変えていかれるそうです。本当に暮らしを楽しんでいらっしゃるのが伝わります。
私は何となく一度家具を置くとまるで固定されているかのように思い込んでしまっていましたが、そうだ!動かせばいいんだ!
物を減らせば、それも簡単になりますね。
もともとのお宅をとても素敵に生かすのが福子さん流です!
キッチンダイニングはとても天井が高くて、おしゃれ。そこに選ばれた壁紙が大胆な花柄でした!
また、蚤の市で買ったというお鍋などにペイントして使っていたり。
シンクの反対側に棚のついた台を設置して、アイランドキッチンにしていらっしゃいます。
まためっちゃ大胆で可愛かったのが、柱のペイントです。
ここには、以前住んでいらしたご家族の身長の記録があったそうですが、それを残しつつ、でも福子さんらしく楽しく過ごそうという象徴のような感じがしました。
雨の日は縁側でも、テーブルを運んでお食事されたりと、家中を使って楽しんでいらっしゃるとのことでした。