素敵ですね！ユニコーンに乗って花の咲き乱れる木の側にやって来ます。そこはきっと楽園ですね。
それは「十牛図」とあるように、十枚の絵ですが、ずいぶん前に聞いたので、少し調べたら大分違っていました（汗）本来は禅の教科書などにつかわれるそうです。でも私がそれを知ったのはイメージトレーニングのセミナーでした。先生の解釈がセミナーに合わせたものだったのか、単なる私の記憶違いなのか。ともかく、分かりやすかったのでお話しさせてください。
牧童が大きな黒い大きな牛を引っ張ります。連れて行こうとするのですが、牛は行きたいように、あるいは座り込んだりして子供の思い通りにはなりません。子供は翻弄されてしまいます。でもとうとう牛を飼い慣らし、牛に乗って手放しで横笛を吹きながら楽々と家に帰った、ということです。
実際にはまだ続きますが、先生のお茶室にはこの6番目の、子供が牛の背で横笛を吹いている絵が飾ってありました。
私の記憶では、この牛は潜在意識の例えでした。潜在意識を上手く使うと現実も上手くいく、という説明だったと思います。
つまり、「潜在意識に何がインプットされているかに左右される、だからいいインプットをして願望達成しましょう」というイメージトレーニングのセミナーでした。この福子さんの絵を見たとき、まさに十牛図みたいだと思いました。
自分の心に何があるか、ということだと思います。ユニコーンのような『夢や希望』があるならば、きっとその背に乗ってたどり着く場所は、この絵のような楽園なのでしょう。
また、福子さんからのメッセージ『どういう花を咲かせ、どういう実をつけるか』というのがとても印象的でした。
私も以前、神様から『茄子が食べたいならトマトの苗を植えるな』と言われました。「は？」となりましたが、これは例え話です。『そうなりたいなら、そうなるように行動しろ』ということです。結果を変えるのは、本当に大変なことです。一つ変えるだけでも大変なのに、その都度変えるとなったらどうでしょう？でも、原因を変えたなら。結果は自ずと全部変わるということです。確かに。
この件があったので、福子さんのメッセージはピンときました。花や実は、今の言動や現実を例えで表しています。そして花や実のつく木や茎の根っこはどこにあるのか。それは心にあります。その原因は心だということ。心の有り様が言動に現れ、それによって引き起こされた現状が良くも悪くもその方の生き様だということです。
つまり、そもそもどんな思いが心にあったのか？ということになります。今どういう状況にあるかは、自分の心の中の思いが招いた結果であるかもしれないのです。
私もいつの間にか心に宿った悪い種や芽は取り除き、愛や光の種を蒔いて、福子さんの絵のように、色とりどりの可愛いお花や実をつけた素敵な木を育てて、日々楽園で過ごしたいと思います。
ぜひ、明日から始まる新先生の公開授業〈2〉を読んでみてくださいね。『本来の生き方に立ち戻る道』について、詳しく記されています。私もたくさん質問させていただきましたので、皆様と共有させてください！
『皆でハッピー祭りです！』
