恐怖が取れて、張り詰めていた気が緩むとどうなるか?
働き続けていた頭が空白になります。
空白になるとどうなるか?
思ったことをやってしまいます。
私は10年間、一度も足を向けたことのなかったホームセンターの奥の通路をフラッと歩いて行ったのでした。するとその奥は電車の駅前と繋がっていました。私は思いがけない発見に大喜びしました。「ここに出るんだ!」一気に世界が広がった気がしたのを覚えています。
そして車の右折や、歩行での 横断歩道の横断が楽にできるようになりました。いつもは遠くに車が見えると通り過ぎるのを待ってしまって、なかなか進めませんでした。それがヒョイっと曲がれたり渡れたりします。その時ドキドキもしません。
そしてもう一つ。歩道や木の枝の小鳥に気づくようになりました。多分前からいたはずです。でも全く目に入りませんでした 。いつも通り散歩をしていると「歩道に鳩いるじゃん!」これまたビックリしました。
なんて細やかな変化でしょう。
でもこうした些細な一つ一つが本当に生き生きと感じ取れるようになり、生きている実感が湧いてきたのです。まさにリアルタイムです!
そして未来の記憶が流れ込んできました。
ずっと数年間、神様から言われてきていることや、時々垣間見る映像があるのですが、恐怖を抱えていた頃は「そんなこと自分にできるはずない」と否定ばかりしていました。
ついついブレーキを踏んでしまうのです。
作ることもそうです。アクセルを踏みつつ、きっとどこかでブレーキを踏んでいたに違いありません。いえ、作る時には自分ではいつも全力なのですが、きっと重しをぶら下げていたと思うのです。自分なりには精一杯でしたが、もっと高い次元の情報を取れていたのではないかと思ってみたり 。
それからしばらくしてあの年末がやってくるのです・・