二年くらい前に、急にペタペタと色んな物を貼り始めました。出来上がるとキラキラした木の様で、とても嬉しくなりました。すると言葉が始まりました。
『お空が曇ると見えないよ
いつも照ってるお日様も
お目々が曇ると見えないよ
こんなにきれいに咲いてるお花
心が曇ると見えないよ
胸にそびえる私の樹
ほら、こんなにきれい
きっとあなたの胸にも』
その夜ウトウトしながら、「私の胸の中に小さな木があるのかな♪」と想像していると、急に胸の真ん中から直径12、3センチの丸太がぐんぐん垂直に伸びて、その先は宇宙に届いているかのような感じがしてびっくりしました。胸の間からズルズルっと丸太が現れる感触はしばらく消えず、今でもたまにリアルに思い出す時があります。
先生にお尋ねすると「宇宙樹やね。苗木やね~」と言われました。
苗木・・・そりゃあ宇宙樹ともなれば想像もつかない大きさだとは思いますが、あの丸太の感触や伸びる感覚からして私にとっては苗木といっても大木でした。
これが格の違いというのでしょうか。先生との距離を改めて思い知ったのでした・・
でも、宇宙樹です!宇宙樹というのは宇宙の真理を知る方便として昔から使われるもので、「植物という形をかりた宇宙的な知性のあらわれだ」と表現されたりもします。一つの例え話です。私はまだ全然わかりませんが、いつか読み解きたいと思っています。
普段は忘れていますが、地球も宇宙の星の一つで、私達も宇宙に住んでいるんですよね。
これを思うといつも不思議てなんだか楽しくなってきます。
宇宙樹の苗や種というのはこれまた象徴的ですが、きっと色んな形で誰でもどこかに持っている、あるいは手に入れることができるものではないでしょうか。
宇宙の一員としていつか知る宇宙の叡知を、はるか昔の方々もいつか手に入れたいと宇宙樹に例えて語り継がれてきたのだと思います。ロマンですね。