そういえば子供の頃、よく道路で金色の小さな物を拾うことがありました。おみくじなどに入っている金色の小さな七福神とかのあれです。形は様々ですが、習字教室へ行く途中の道路で何度か拾いました。当時は汚いというより可愛くて、落とし主もわからないし、拾って持って帰っていました。特に疑問に思うこともなく、洗ってベッドの柱にセロテープでくっつけたりしていました。
先程お話した知人がその話をしたのです。その方がおっしゃるには、あれは現れているのだと。「急にキラッと光って落ちとるやろ」と言われるのですが、私は近づいたから落ちているのに気づいたんだろうと思いました。
するとその方が「実は昨夜も出た!」というのてす。洗面所で、真っ白いシンクに急に金色の大黒様が現れてとてもビックリしたのだと。何も無かったシンクの上に出たのだそうです。確かにあそこだとハッキリと異変に気づいたでしょうね。
さるインドのカーリーヘアーの聖人も、手から灰や壊れた時計などを出していたそうです。当時はそれが奇跡だとも、インチキだとも言われていました。壊れた時計などは地中に埋まっていたりして、落とし物、いわゆる紛失物を手に移動させて取り出したのだから盗んだわけではなく、象徴的に現したのだと説明された記事を読んだことがあります。
実際のところ、私にはわかりません。でも、おみくじの金のあれって、よく無くなりませんか?その時は嬉しくても、オモチャのようでぞんざいに扱っているのか、私はよく失くします。でももしも、別のどこかに現れているのだとしたら・・・
このお話が興味深くて、別の日に知り合いのおうちで話していました。すると、ダイニングテーブルの向かいに座っていた知り合いが、「それ何~?」と私の方を指差したのです。
出ました!金の大黒様です!まさしくおみくじとかに入っている金のあれです!
絶対に無かったはず!疑わしい私に証明してくれたのでしょうか?
正直私はその大黒様が欲しかったのてすが、その方のお宅で出た物ですし、その方も大喜びでいらしたので、もちろん泣く泣くお渡ししました・・・
そして数年後、全くの別件で「布の袋」が急に縫いたくて仕方がない時期があったのですが、それは七福神の布袋様の生き方をしなさいというメッセージでした。
するとうちの二階の廊下に、金のあれが出たのです・・金の布袋さまが・・