グランハート

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133 おみくじの話②

また、就職活動の時、なかなか内定をいただけませんでした。そこであるお寺に通っていました。

そのお寺は学生の頃に親が連れて行ってくれたのが初めてで、何度か連れて行ってもらいました。とにかく自然の中にあって、行くだけで気持ちいいのです。そして、大きな十一面観音様がなんともありがたく、運転免許を取ってからもよく自分で行きました。

そして就職活動がなかなかうまくいかない時期も、時折気晴らしに行きました。

とうとう卒業してしまい、アルバイトをしながら就職活動をするようになった頃、そこに行っておみくじを引くと、「凶」が出ました。やっぱり・・・

しばらく決まらないまま、気晴らしにお参りしますとまた「凶」です。また別の日も「凶」。やけくそで、一日に三回引きました。すると三回とも全て「凶」でした。私の方も、もうわけがわからず。

そしてある日、参加者も火渡りをするというそのお寺の行事に母と一緒に参りました。

その行きがけにもおみくじを引くと言うと、母は「もうやめなさい」と止めました。でも、引きました。「凶」でした。これで七回連続です。受付の方もなぐさめてくださいます。

そして火祭りに参加しました。終わった後、列になって帰る一人一人の肩に、ご住職様が何かでちょんちょんと触れてくださいました。

帰りにもう一度引いてみました。すると「大吉」でした!それから内定を三ついただきました。本当にびっくりしました。 あのご住職様の肩ちょんちょんが悪い巡りを絶ち切ってくださったのではないかと思いました。

そして後日談がありました。


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