「エネルギーを感じる」とか「エネルギーが強い」とかいう表現がよくあります。
私もなんとなくフワッと使っています。
エネルギーって生命力とか気とか、そういう感じでしょうか。
セミナーに行き始めた頃、先輩が私の手のひらに手をかざして「何か感じる?」とよく言ってくれたのですが、長いこと全くわかりませんでした。
周りではすぐに感じる方もいらっしゃるのですが、本当にさっぱりわかりませんでした。なんだか申し訳なくて焦るんですけどね(笑)先輩も何とか感じさせてあげようとしてくれるんですけど、しばらくは全然ダメでした。
それでもほんの少しずつ手がじんじんするようになってきて、「これがそうなのかな?」という風に手探りでコツをつかんていきました。
言葉で説明を聞くのと感覚をつかむのとは全く違います。いくら頭でわかったつもりでも、感覚をつかめていないとセミナーの先生や先輩の話がちんぷんかんぷんなのです。感覚をつかみ始めるまでが辛抱のしどころです。
自転車みたいなものだと思います。操作はシンプルなので習わなくてもすぐ乗れる人もいるし、練習してもなかなか乗れない人もいますよね。でも自転車って、たいてい誰でも乗れるんです。そして乗れるようになれば久しぶりでも乗れてしまいます。
エネルギーを感じるというのはそういう誰でも身に付く感覚的なものなんだろうと思います。
そしてこのエネルギーについて理解するのにとても印象深い出来事がありました。