そもそも自分と家族の幸せのためだった。
「もっと知りたい」
「もっと豊かになりたい」
子供を授かってからは、我が子の幸せを願ってさらにのめり込んだ。
でもある日、ふと気づいた。
我が子一人が幸せでも、世の中が荒れていては本当の幸せとは言えないんじゃないか。
本当の幸せって何だろう?
それから我が子を含む、我が子の世代の世の中が明るい世の中になりますようにと願うようになった。
そしたら自分の中から言葉がくるようになった。初めは一言ずつ。そしてイメージで理解する。慣れてくると少しずつ回数が増えた。
でもこれは自問自答ではないのか?
自分勝手に答えを作っているのではないか?
なぜ自分の想像を越える形がくるのか?
ここから果てしない知りたがりの日々が続くことになろうとは。
(「光至の光」へ続く)