『あなたの思いが地球の心と共にある時、豊かな地球の文明が花開く。
貪りの心を捨てよ。形だけの豊かさを求めても、虚しいだけ。
あなた方は貪り続けてゆく世界から抜け出す時が来ている。
神の大きな愛にあなた方の心を合わせよ。
それが豊かさの道。』
この『貪り続けてゆく世界』というのが、今までの消費中心の物質主義の世界だそうです。増やすことで栄えるという図式がもう頭打ちとなっているのに、現状維持に囚われてしまえば、社会はどんどん歪になっていくと思います。
では、どうすればいいのか。
『神の大きな愛にあなた方の心を合わせよ。それが豊かさの道。』
『神の大きな愛』とは、何でしょうか?神の大きな愛、すなわち高次の愛の最終形である『包み込む愛』、つまりは慈悲ということなのでしょうか?
自分の愛が慈悲に至れば、きっと心は豊かでしょう。また、周囲をも慈悲で包み込み、それが大勢となればさぞ素敵な社会になることでしょう。それは何となくわかるような気がしますが、具体的にはどういうことなんでしょう?新先生にお聞きしてみました。
「『神の大きな愛』というのは、慈悲ということですか?」
「そうそう、そして『神の大きな愛』というのは未来科学でもあるとね。」
そうなんですね!愛という表現だったので、精神論的な捉え方なのかと思っていました。以前から、愛を高次の愛に引き上げることの意味をよくお聞きしていたので、何を成すにも高次の愛に裏打ちされていることが必要だ、ということを示しているのかと。
でも新先生の答えがこんなにも具体的なことであったとは。
レインボーイニシエーションは壮大な詩のようです。言葉の数は少なく、でも汲み取ろうとするとどれだけでも汲み取れる。本当に面白いです。
ある時、宇宙の全体像をイメージで垣間見せていただいた時、「『全ての全て』って書くしかないのがわかるやろ」とおっしゃいました。短い言葉で表現するのは本当に難しいんだなあ、でもそこに十分込めて書かれているんだなあと思いました。
汲み取る人によって、またその意味を説明していただくことによって、意味の深さ、大きさは変わっていくんですね。そこが本当に精妙で、興味深いと思いました。
そこで、未来科学です!新先生が宇宙の真理を読み解いて創造を成されたように、『神の大きな愛』に合わせて精神性を上げて、次のステージの科学に進めれば、現在の物質科学の限界を超えて未来は開けていくということだそうです。
新先生はおっしゃいます。「新しい技術はもうあちこちで生まれている。でも、つぶされとるやろ」と。
既存の常識や利権などに邪魔されて広がっていかないのだとしたら。
あるブラックジョークを思い出しました。砂漠で水の自販機があるのに、紙幣しかなくて干からびているという皮肉なお話でした。このままいけば、そんなブラックジョークが現実味を帯びてきませんか?