新先生は「今は9の世界よ」とおっしゃいます。だから、10に進むのか、0に戻るのかの瀬戸際なんだと。
この10というのが、次のステージです。愛を高次の愛に引き上げて、精神性を高めた次の社会ということになります。思考も変わるため、科学も高い精神性での創造となり、現状を打破する新たな技術、仕組み、構造へと変わっていくのだとすれば。
一方0に戻るというのは、現状維持に気を取られ、環境破壊も行きつくところまで行ってしまい、壊滅的な自然災害が起きてしまう。またネガティブな情報に洗脳され人々の精神性は荒廃し、戦争、人為的な災害なども起きてしまう。その結果、再び通信や物流の途絶え、加えて物不足や人手不足でひどく後退した世界になってしまうということだそうです。
失ってみて初めてわかるというきつい学びもあるため悪いというわけではないのかもしれません。
でもどちらがいいか、選べるとするならば。
『真なる豊かさはあなた方の心の真なる愛により、現れてくるものである。
感謝の心が全てを良き流れへと変えていくものである。』
ちょっと深読みしすぎてしまうのが私の癖なのですが、この文は、おそらくこの通りの意味だと思います。自分の心に雑多な思いがある時、ついつい複雑に考えがちですが、レインボーイニシエーションや神様の言葉はたいてい言葉通りの意味なのです。
私も物質中心の成果主義に囚われている頃は、豊かさが物質の有無や社会の基準によっていたので、いつもそれを維持するのに追われ、周りの目を気にして心にゆとりがなかったように思います。会社勤めの頃や社宅に住んでいた頃は本当にしんどかったです。
いつも何かに追われていると心にゆとりもなくなり、ただただこなしていくだけで精いっぱい。そういう時にうまくいくと物凄い高揚感があるのですが、それはきっと綱渡りのハラハラ感で、終わるとひどく疲れていました。そしてまた追われて・・・
私はしんどくなって、結婚後に夫がイメージトレーニングのセミナーを勧めてくれたのをいいことに、社会からは一歩引いてきました。ある意味、社会の常識からはだいぶん解放されましたが、今度は能力主義に陥るという・・・しばらくは楽しかったのですが、結局しんどくなってまた家にこもりがちになりました。
でも福子さんや新先生に出会って「高次の愛」をこの目で見て、触れ、体験しました。
私はまだほんの入り口で、心を開いたところなのですが、本当の意味で「どっちでもいい」と気が楽になって、気持ちにゆとりが出てきました。するといろんなことに気づくようになり、ちょこちょこした失敗や遠回りが少なくなってきました。そうしてほっとした状態で過ごしていると、感謝の心が湧いてきます。そして心にゆとりができて、さらに余力が生まれるといういい巡りが出来てきました。ささやかな変化ですが、楽ちんです!
そうしてみると、心にゆとりがあるかないかが鍵のような気がします。そのためには、まずネガティブな思いを手放していくのが手っ取り早いのだと思います。だからこそ、レインボーイニシエーションでは繰り返し心の在り方について書かれています。
おそらく心の重しを外した時、下から感謝が湧いてきて、神様の愛を感じるのだと思います。すると、今肉体を持って生きていることの意味を見出すこととなりました。
意識の在り方は宇宙と相互作用するそうです。その実感は正直まだまだですが、本当に不思議で面白いです。
気づくきっかけは日常生活の中にたくさんあるそうです。ということは、毎日気づくチャンスがあるということです!
なんだか楽しみですね。9の世界を乗り越えて、10の未来へと進んでまいりましょう!