グランハート

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98 過去世とは④

独身の頃、とても器用な友人がビーズ細工をしていました。一緒に買い物に行くと、友人の行くビーズ売り場のビーズが何とも綺麗で、また子供の頃を思い出して懐かしくてついつい買っていました。しかも宝石等に比べると安いので、大人買いしてみたり。

教わって作ってもみたのですが、不器用な私はヨレヨレのブレスレットがやっとでした。でもキラキラしたビーズを眺めるだけでワクワクする、本当にその程度だったのです。

そして結婚して引っ越した社宅の近くのお店で再びビーズを買うようになって。

自分でも作りもしないのにこんなに買い込んで、呆れていました。でも、見ると買わずにはいられないのです。そして「お姉さまのために」と作るようになって。

過去世の影響って本当にあるんだと思いました。皆さんも何かどうしてもやってしまう、急に始まってしまった、ということはありませんか?困るのなら手放せばいいし、それがライフワークになるかもしれません。不思議ですよね・・

 

一度目の作る時期が終わった一年後、悟りの会で知り合った方が持病を悪化されたとお聞きした日の帰り道、自分の中から思いが湧き出して「必要とする者がいるのに、なぜ作らぬ!」と怒られている感じがして、泣きながらベビーカーを押して帰り、ビーズ細工を再び始めました。雪の結晶のようなストラップでした。それは彼女の腎臓を洗うのだと、何となく思いました。

でもこれが本当にいいことなのか、遊ばれているのかわかりませんでした。怒鳴る神様っているのかしらと訝ってみたり。

中には中途半端な存在が、自分を誇示するためにメッセージを与えることもあると聞いていたので、こうしたことは本当に要注意なのです。実際に怖い体験をしたこともありますし。

そして再び取り憑かれたように、今度は深夜に作るようになってしまいました。夜、一日が一段落してから始めて、あっという間に明け方の4時でした。不思議と終わるのは決まって4時なのです。その時は乳飲み子を抱えており、やっと外出出来るようになった頃でした。

さすがに体が持たなくて、長くは続きませんでしたが、ついつい悪い癖が・・好奇心に負けたのです。いいえ、私が望んだのです。

不器用な私が、ビーズ細工を作る。この面白さに嵌まってしまったのです・・


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