グランハート

ご覧いただき、ありがとうございます。日常の中で精神世界を探求しています。誰もが切り離せない心の世界です‼️

37 白い車の話 ③

イメージトレーニングを始めて5年目位の頃に友人と電話で話していると、彼女が白い車に乗っているのがイメージで見えました。そう言うと、「白い車は買わない」と言われました。当時の彼女の車は紺でした。その時はそれで終わりました。

彼女は隣の市に住んでいて、セミナーで知り合いました。時々遊びに行ったり来たりして、会うとしても通常だったら1、2ヶ月に1回位でしょうか。当時はまだ電話代が高かったこともあり、何か連絡事が無ければ会った時に話すという感じでした。

ある時彼女の家に行くと、駐車場ではない場所に白い車が止まっていました。お客さんかと思ったら、なんと代車だというのです。故障でレッカーされて、結局廃車になるということでした。

あの白い車のイメージが思い出されましたが、お庭に止まっていた代車はイメージの車とは形が違いました。まあ、そんなもんだろうと思いました。

ところがよくよく話を聞くと、彼女はもう新車を買ったと言うのです。当時新発売になっていた可愛い軽自動車でした。本当はピンクが欲しかったのに売り切れで、ゴールドは遠い支店にあって納車に2、3週間かかる。でも白なら近くの支店にあるから2、3日中に渡せるというので、もう白にして書類にもサインしたと言うのです。彼女が買う気がなかった白い車です!しかもその軽の白なら私が見た車とぴったりです!

私はびっくりして大興奮で彼女に言いました。「半年前に私が言った通りになったやん!私半年前に言ったやん!」

当たったのてす!本当に当たった!

でもその日私が帰った後、彼女は販売店に連絡して車の色をゴールドに変えました。後日彼女に聞かされた時、確か理由を尋ねたと思います。「何でやろうなあ。ふふふ」と笑っていたような記憶があります。

私があまりにも得意気なのが気に障ったのかもしれません。嫌な思いをさせたのだと気がついて、なんだかばつが悪かったのを覚えています。

この事がきっかけで未来に対する考え方が大きく変わり、その後いくつかの経験を経て、未来とは確定したものではないということが自分なりにわかってきました。


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