グランハート

ご覧いただき、ありがとうございます。日常の中で精神世界を探求しています。誰もが切り離せない心の世界です‼️

109 公開授業(10)②

今、世の中は不安定になっているようです。異常気象、社会情勢、コロナの流行・・ニュースを見ると何かいつも不安要素が叫ばれています。あまりテレビは見ないのですが、たまにつけると本当にビックリします。

そうした中で私達は暮らしているのですが、果たしてその全てを同時に体験しているという方は何人いらっしゃるでしょうか?

たいていはその一つ二つが身近にあるという感じではないでしょうか。 それなのにまるで全ての悪いことが自分に起きるかのような不安や恐怖を感じてはいないでしょうか?

私が以前はそうでした。

それは家族や仕事あるいは地域といった環境によって左右されるからだと思います。気候天候も予測できず、不安定要因が多いと感じているのです。

そうした環境を自分がどうにかできるかと言うとなかなかできないように思います。 自分にできることは、たいてい自分のことだけです。 相手がいる場合でも、相手に及ぼす自分の影響を良いものにする、あるいは悪い影響を与えないということと、相手に振り回されないようにすることくらいだと思います。でもそれができれば状況はだいぶん変わってきます。近頃そのことを本当に実感しています 。

それは相手がニュースでも同じだと思います。情報として知って、できる準備をして穏やかに過ごすこと。今大変な方々や過去の被災地、あるいは戦争等のご苦労を思い遣ることと、自分がそうなったらという不安や恐怖に飲み込まれることは違います。ニュースやワイドショーに振り回されないようにすることも大切だと思います。情報として知っておいて、あとは歌やドラマに変えたり消したりしてみるといいと思います。

同じ世の中にいるのに、楽しそうな人がいたり、不安になる自分がいたりしますよね。

それは自分に恐怖や不安があるから、何を聞いても自分の恐怖や不安に置き換わるのです。色眼鏡という言葉がありますが、まさに恐怖や不安のレンズをを通して世の中を見ているからなのです。何を見ても聞いても自分の恐れや不安になってしまいます。

私も以前はそうでした。本当にしんどいですよね。事件事故、病気、戦争、老々介護、年金問題、何を聞いても恐怖や不安があおられます。不安になりすぎてくたびれて、どうでもよくなるまで考えてしまう性格でした。そうしたこともイメージトレーニングの手法やスピリチュアルなワークでだいぶん楽になりました。そして年を取ってくると考え続ける根気もなくなってよかったんだと思います。また、病気をしたのもある意味よかったです。「それどころでなくなる」という体験をすると、悩むゆとりがあるうちは、まだ大丈夫なんだなあと思いました。

気の持ちようで変わるとすれば、それはやはり自分が作っているということなんですよね。

『この世の現実というものは、あなたが作り上げた現象である』

これは、自分次第で現象が変わるということを意味しています。世の中に振り回させるのではなく、何が起きても大丈夫と思えるように心を整えていきたいと思います。


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