続いて、肉体を持つものにとっての 「死」というものの本質を教えてくださる言葉です。
『死を越えて』
死は全てのものに訪れるでしょう。死とは身近なものなのです。
この地上世界で肉体を持つことは、色々な形で死はあることを意味することです。ですから、死ということは肉体を持つ以上、隣り合わせであると言えましょう。
色々な形で、ドラマで、映画で、死を怖いもののように見せています。それがあなた方の心の中に「死とは怖いものだ」と、知らずに埋め込まれているのです。
本来、死とは怖いものではないのです。
次なるステップの始まりであるのです。
自殺というものがありますが、これはその人にとって良いものではないのです。
この地上世界に生まれたということは、その人自体が学ぶべきものがあるからであるのです。
あなたがたがこの世界に生まれることで、あなたの中にあなたの持ち時間を与えられているのです 。その持ち時間を生かし、自由に選ぶことを許されているのです。
何故許されているか。この地球という星は魂の本質を学ぶ場だからです。
ですから「自殺したい」「死ねば楽になる」という考えは、危ういものであると言えましょう。
自殺まで来る場合、その人の心の状態は苦しみのど真ん中であり、自分自身を自分自身の心の力で思いで強く縛り続けている姿である。 すなわち自分自身を自分自身で強く呪い続けているものである。
そこで命を絶つことは、非常に危険な行為であるということです。あなた自身が作った迷いと苦しみの中で闇に包まれ、自らが誤りに気づかない限り、苦しみと迷いの中を生と死を繰り返す結果となるのです。
ですから自殺は止めることをお勧めします。
死とはあなたの心と魂にとって、密接な関係があるのです。死は、あなたの肉体から心と魂が別れを告げることでもあるのです。
あなたが苦しみ、欲、恐れが強ければ強いほど心は重くなっていくからこそ、闇に飲まれるのです 。闇に飲まれた世界を地獄というのです。
ですからこの真逆をすれば、あなたはその苦しみ多き世界から抜けることができるのです。
苦しみ多き人は知らず知らずのうちに闇を信じているのです。ですから私はあなたがたに『神を信じなさい、光を信じなさい。そして自分の心と魂を信じることにより苦しみから恐れから抜け出すことができ、肉体の死は次なるステップへ進む過程にすぎないということです。その死の先に神の国があり、そして未来へのステップがある。』と言えましょう。
人々よ、死を恐れるな。死は万人共通である。 この地上世界から、新たな世界へと進む分岐点でもある。あなたは1日のうちに眠ることで「仮の死」を体現しているのである。ただ呼吸が止まれば死である。全てのものには死は訪れ、その地上世界から去っていくだけである。
死を恐れるのは、あなたの心にこの変化していく地上世界への強い執着を持っているからである。その執着を手放すことで、死の恐れを超えることはできる。
これから多くの方たちが死を迎えることになるだろう。
その前にあなた自身の心と魂に触れていただきたい。そして自分自身の魂を愛していただきたい。そして心を整え、調和していただきたい。
死を見つめることで、その地上世界を生きる意義に気づくことが、あなたの人生の大きな課題であるのです。
これからの新しい時代を開くには、あなた方自身の内にあることに気づいてください。
あなたがたがそれに気づくことで、明るい未来は開かれていくのです。